知っていますか?過払い金請求の方法

皆さん、過払い金ってご存知ですか?

最近テレビやラジオなどのCMで耳にすることも多いと思います。

借金をしていた場合この過払い金があるかも、という謳い文句はよく聞きますが、過払い金っていったい何なのかよくわからないという方も少なくないのではないでしょうか。

そこで、過払い金とは何なのか、どうすれば過払い金を請求できるのかをご紹介しましょう。

過払い金とは、そもそも何なのでしょうか。

今は既に法改正がされていますが、法改正前は、貸金の際の利率の上限について、利息制限法と出資法との間で差がありました。

利息制限法は利息の上限を決めた法律ですが、出資法は「○%以上で貸したら刑罰を科す」というのを決めた法律です。

例えば、100万円以上の借金をした場合、法改正前の利息上限法で定められた利率は15%、一方出資法で定められた利率は29.2%で、29.2%を超えると刑罰が科されることになっていました。

2つの法律の間で14.2%もの差があったことになります。

このような状態の中で何が起きていたかというと「借主が同意しているのなら、出資法の上限以下であれば利息制限法を超えた利率の貸金でも問題ない。」と考えた業者が複数いて、本来は15%の利率での貸金が妥当なところを、28%の利率で貸し出すなど、不当に利息を得て儲ける金融業者が数多くいたのです。

このような差から、金融会社へ不当に支払ってしまっていた利息のことを、過払い金といいます。

このような不当な支払いがあったのなら、取り戻したいですよね。

では、過払い金を請求したいと思ったら、どうすればよいのでしょうか。

一番のおすすめは、弁護士に依頼することです。

過払い金請求は個人でも可能ですが、弁護士に依頼することにより、依頼した時点で債権者からの取り立てをストップすることもできるので、安全かつスムーズに過払い金請求手続きが進みます。

ちなみに過払い金返還に利息がつくことを知っている人は少ないのではないでしょうか?過払い金請求をしてから実際に返還されるまで年利5%の利息も含めて請求することができます。こういったことも専門家にまかせたほうがいい理由のひとつです。

また、司法書士に依頼するという方法もありますが、司法書士は140万円を超える事件を処理することができないというのが法律で定められています。

事件処理について制約のない弁護士に依頼するのが一番の得策と言えるでしょう。

それでは、弁護士に依頼した場合、どのように過払い金請求の手続きが進むのでしょうか。

まず、弁護士に依頼したいと思ったら、弁護士の元へ相談に行きましょう。

債権者との取引開始年月や現在の債務状況などから、過払い金の見込みがありそうかを弁護士が判断し、見込みがあるようなら契約を結ぶことになります。

ここからは弁護士が動きます。

契約を結んだら、弁護士から債権者へ受任通知という書類を送り、弁護士が受任したことを知らせます。これにより、債権者から債務者への取り立てはストップします。

また、受任通知の文面で、弁護士は債権者に、債務者と債権者の間でいままでどのような取引があったかを示す、取引明細を開示するよう求めます。

この取引明細が届いたら、弁護士側で計算をします。

適正な利率で貸金が行われた場合の正当な支払い額はいくらなのかを計算し、支払ってしまった額との差が生じていないか、不当な支払いによる過払い金はないかどうか調査するのです。

もし過払い金があれば、訴訟を起こして債権者へ請求を求めていく事になります。

もしあなたが借金をしていて、過払い金があるかどうか気になるのなら、弁護士に相談してみるといいでしょう。

弁護士に依頼すれば、その後の手続きはほぼすべて弁護士が行ってくれるので、債務者側にとってはとても楽な手続きとなります。

ぜひ参考にしてみてください。

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